1,OFFシーズン
2,植え付け[11月中旬~12月上旬]
3,成長
4,先刈・網かけ
5,成長[背丈近くまで伸びる]・刈取り[7月上旬~7月中旬]
6,泥染め・乾燥
7,選別
8,製織
9,織りあがり検品
10,数多くの畳表(写真はごく一部)
※興陽会参照
興陽会のホームページへ日本は島特有の温度・湿度の変化の多い国です。わが国の変換平均湿度は欧米より相当高く73%もあります。従来からある日本家屋は畳・土壁・木が使用せれて居りました。
最近の住宅は畳以外は新建材などが使用され、従って畳のみが湿気の吸放出による室内湿気の調整の役割を果たして居ります。
それに依って人間の生活に必要な湿度が保たれているのです。若し畳な住まいから無くして新建材にした場合、湿度の調整が皆無になり健康上大きな支障をきたします。
多湿時には畳1畳の中に約500cc(わら床の場合)の水分を吸収し、乾燥時には適宜放湿し適当な室内の湿度を保ってくれます。
黄酸化物(SOX)と共に空気汚染の元凶である窒素酸化物(NOX)~空気が燃焼する時に発生~の補集能力に畳が一番優れて居り室内空気の浄化に役立つと云われユニークな研究が第六回環境科学総合研究会で発表され話題を呼びました。
畳の上に一枚の敷布団を敷いて寝ることは、ベットと比較して背骨に与える影響は極めてよく、最近、医学的にも健康上からも畳の効用が見直されて居ります。
こんな研究結果から、今ではベットなどにも天然のイ草を使ったベット用の畳が作られています。
■保温・断熱効果
四季のある日本の気候の中で、夏は涼しく、冬は暖かく室温を保ってくれます。
■鎮静効果
畳表の香りは、いぐさの香りと泥染めによる香りのミックスで、リラクゼーション効果があります。
■振動や音を吸収
床に柔軟な素材を敷くとより衝撃音が吸収されるので、畳のような素材を敷くことにより、振動と音を吸収してくれます。
■優れた弾力性
畳は弾力性があり、子供のバランス感覚を養うのにも効果的で、転んでも板張りに比べて衝撃が少なく安心です。